昔、あるところになかなか子どもが生まれない夫婦がいました。
でも、ある時、ようやくかわいらしい男の子が産まれました。
お父さんとお母さんはとても喜んで、この子が元気で長生きするように、と偉いお坊さんに頼んで、長生きできそうな名前を付けてもらいました。
お坊さんはいっしょうけんめい考えて、ありがたい意味や長生きした人の名前をくっつけて、長~い名前を男の子につけてくれました。
こんな名前です。
「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ ぱいぽぱいぽぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこぴーのぽんぽこなのちょうきゅうめいのちょうすけ」
お父さんとお母さんは、あまり長い名前なのでビックリしましたが、それでもいっしょうけんめい覚えて、子どもの名前が言えるようになりました。